男性の不妊治療にも活用するED治療薬について

<ED(勃起不全)とED治療薬について>

EDとは、勃起障害や勃起機能の低下のことを指し、身体的・心因性要因により引き起こされます。また、勃起が全くできないだけではなく、勃起しても途中までであったり、時間がかかる場合もEDが疑われ、その定義は「性交時に充分な勃起やその維持ができずに、満足な性交が行えない状態」とされています。

この病気に対する治療薬は近年までありませんでしたが、1997年にアメリカで初めての経口薬“バイアグラ”が開発されました。非常に画期的な薬剤で注目を浴びていましたので、耳にされた方も多いのではないでしょうか。

バイアグラは元々、EDの治療薬として開発されたものではなく、狭心症の治療のために研究されていた薬剤ですが、その副作用として勃起効果が認められたために、EDに対する治療薬として発売されたという経緯があります。

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現在はその他にレビトラ・シアリスといったED治療薬が開発されています。これらの薬剤は「PDE5阻害薬」と呼ばれ、全て勃起をサポートする薬剤です。

いずれの薬剤も有効性は高い上に、重篤な副作用はありません。しかしながら、心筋梗塞や狭心症などで薬物治療を行っている場合は使用出来ないことがありますので、必ず医師へ伝えて指示を仰いでください。

<どのような働きをするのか?>

ED治療薬の働きをお伝えする前に、まず勃起の仕組みを説明します。

性的刺激を受けた場合、脳から副交感神経を介して血管拡張物質であるNO(一酸化窒素)が放出されます。このNOの放出により、ペニスにおいてcGMP(環状グアノシン−リン酸)という血管拡張物質が増加し、血管の拡張及び平滑筋の弛緩をもって、血液が大量に海綿体へ流れ込むことで充血し、ペニスが勃起することになります。

逆に、性的興奮が収まると、海綿体に多く存在するPDE5(ホスホジエステラーゼ5番)が放出されcGMPを壊すため、海綿体の血管が収縮して勃起が収まります。

EDの場合は、このバランスが上手くとれず、相対的にPDE5の量が多くなり勃起を阻むことになります。

このため、ED治療薬はPDE5をブロックすることで、cGMP量が十分に増え、結果的に海綿体の血管が広がり勃起に至るという仕組みになります。


<詳細情報リンク(添付文書等の詳細はPMDA情報・企業情報)>

バイアグラ錠25mg/バイアグラ錠50mg
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/259000AF1024_2_03/

レビトラ錠5mg/レビトラ錠10mg/レビトラ錠20mmg
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/259000BF1029_1_23/

シアリス錠5mg/シアリス錠10mg/シアリス錠20mg
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/259000CF1023_1_09/

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