妊活に煮つまった時の対処法とは?
不妊治療中のカラダやココロはとてもデリケート。体外受精にトライしてダメだったとき、周りからの心無い言葉にさらされたとき、夫婦間で同じ気持ちになれなかったとき、普段なら受け流せることなのに些細なことも気になってしまうものです。
また、女性にとって30代から40代というのは、変化が多い年でもあります。自分の体だけでなく、親や夫との関係性、仕事に関するプレッシャーなどストレスも多く抱えています。そこに加えて、かさむ治療費や時間のやりくり、トライしても見えないゴールなど不妊治療の負荷も大きくなっていきます。
時には、「こんなに苦しい思いをしてまで自分は子供が欲しいのだろうか?」と最初の頃の気持ちからは遠ざかり、疲れ果ててしまうことも。
もし、貴方が不妊治療に疲れてしまったなら、こんなことを試してみるといいかもしれません。
◆自分の好きなことをしてみる
不妊治療をしているからと、諦めていることはありませんか?
妊娠できるまでは我慢していようと思って先延ばしにしていることを、今やってみましょう。
旅行へ行くのもいいですし、思いっきり体を動かしてリフレッシュするのもいいかもしれません。子供ができたら行けないような、背伸びしたレストランなどで過ごすのも素敵ですね。
自分がやりたいことや没頭できることに集中することで、マイナス思考を抑えることができます。行う時には、自分の好きなことをたのしみながら、がポイントですよ。
◆幸せになれる生活をしてみる
先の見えない不妊治療で気持ちが沈み、食事や睡眠もしっかり取れていないということ、ありますよね。
そのような生活をガラッと規則正しくすることは難しいかもしれませんが、質の良い睡眠や運動は幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を促してくれます。幸せなイメージを描くことで、沈んだ気持ちを払拭できるかもしれません。
セロトニンは運動や睡眠のほか、朝早く起きてしっかりと太陽の光を浴びることでも効果が得られます。よーし、やるぞ!と気負わず、できることから始めてみましょう。
◆エンドポイントを決めておく
本当は不妊治療をやめようかと考えていても、これまで費やした時間や金額のことを思うと、引っ込みがつかなくなってしまったという話を耳にします。治療のやめどきはとても難しいものです。せっかくここまでやったのだから、という気持ちはとてもよくわかりますし、労力を費やしたからには結果を出したいですよね。
でも、不妊治療に必ずということはありません。時間をかければかけるほど年齢は上がっていきますし、治療費を膨大に費やしたからといって絶対、妊娠できるというものでもないのが不妊治療です。
あの時に決断すれば良かったと後悔する前に、夫婦間でゴールを決めておきましょう。何歳になったらというものでもいいですし、治療費はここまでにしておこうと決めておいてもいいですね。
その決められた枠の中で、最大の結果が得られるように努力してみましょう。
◆一度、不妊治療をお休みしてみる
治療費もかけてパートナーにも協力してもらっているのだから、1日も早く結果を出さないと、と思っていませんか?
確かに、すぐ結果が出ればそれに越したことはありません。しかし、不妊治療中は自分が思っている以上に、ストレスがかかっているもの。気持ちが沈んだまま続けていたのでは、心身ともにクタクタになってしまいます。
いつまで続くのだろうと不妊治療に疲れてしまったら、一度、お休みする勇気も必要です。仕事や運転もそうですが、適度に休憩を挟むことで効率良く、または安全に進めることができますよね。
不妊治療も同じで、人間は機械のようにずっと突っ走ることができるわけではありません。最大限の効果を産むためには、お休みすることも大切なのです。
不妊治療をこれまで頑張ってきた貴方に向けてお話ししましたが、いかがでしたか?少し当てはまるなと感じたら、試行錯誤しながら自分のペースで続けていってくださいね。
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